大阪府豊中市 焼き鳥 裕 HIRO 様
ご夫婦で叶えた「焼き鳥屋のおやじ」の夢
裕 HIRO のご店主ご夫妻にお話しを伺いました
今回はオープン直前、開店準備に大わらわな焼き鳥店「裕 HIRO」さんでお話しを伺いました(店名の由来は奥様のお名前「裕子(ひろこ)」)。
備長炭でじっくり焼いた大山どりの焼き鳥をメインに、日替わりのおばんざいが楽しめるこのお店は、ご主人の「焼き鳥屋のおやじになりたい」という長年の夢を、ご結婚40年という節目にご夫婦で叶えられたもの。
ご結婚後、アウトドア派のご主人の希望でご夫妻は長年、長野県のスキー場でロッジ経営に携わっていらっしゃいました。学生さんを中心とした若者達が、毎年シーズンになると「ただいま」と言って訪れる人気のお宿だったそうです。自然が好き、人が好き、そんなご夫婦のお人柄が表れた素敵なエピソードですね。実はこの日、ビールのサーバーのセッティングにいらしていた業者さんも、実は学生時代にロッジの常連客でいらしたそうで、家族のようにご夫妻と睦まじげにお話しされていて、またご夫妻と会える場ができたことをとても喜んでいらっしゃいました。
インテリアの中でもひと際目を引く見事なパッチワークは、ロッジ時代からの奥様の趣味で、なんとオークションで高値がついたこともある作品とのこと! 同じく壁には、偉大なる版画家「棟方志功」の貴重な絵が飾られ、さらには店内の木製家具のほとんどがアンティーク! ロッジ時代にオーダーしたものや、オランダ製の大型家具など、独特の風合いと美しさに魅せられるものばかり。
また、木の温かみを大事にしたいご夫婦の意向で、床とカウンターには無垢材を使用。 特にカウンターは奥様のアイデアに多賀工務店がコラボし、キューブ型の木片をはめ込んだ造作。一見の価値ありの美しさです!これらこだわりの装飾や内装で仕上げられた居心地の良い店内は、「訪れた方にくつろいでほしい」というご夫妻の優しい想いそのもの。
ここでご夫妻のあたたかなお人柄にふれながら、ロッジ時代には手作りのお蕎麦やピザが評判となり「家庭〇報」などの有名な雑誌やTV取材も受けていらっしゃったという腕前のお料理をいただけたなら・・・と、私も撮影しながら妄想が止まりませんでした。
「長野でのロッジ時代のように、<ただいま> と我が家のような気持ちで立ち寄ってもらえるようなお店になればいいな、と思っています。」
そうお話ししてくださったご夫妻のお店は、豊中市駅から徒歩10分。
きっとお気に入りの隠れ家的一店になること間違いなしの、素敵なお店でのひとときでした。
取材・撮影担当 : Case labo. 倉松
裕 HIRO様の施工実績はこちら ⇒ https://www.taga1.co.jp/example/slug-99343bb4b3430609d565ba206f6c338e